ダイエットで糖質制限の際に気を付けるべきこと
ダイエットで効果的なのが糖質制限ダイエット。
その効果のスピードは適切に行えば目を見張るものがあります。
しかし、カロリー減とともに、満腹感を得られにくいのがデメリットです。
そのために、続かなかったりリバウンドしてしまうということがよく見られます。
そこで解決策として、ヘルシーな脂質を少し取るということです。
「少し」が大切なキーワードです。
脂質には満腹感を感じられるという特徴があります。
たまにラーメンが無性に食べたくなるということがありますね。
そんな時、ダイエット食に大さじ1杯分のナッツバター、ココナッツオイル、アボカド、カシューナッツ、またはアーモンドを加えれば、満腹感が持続します。
なのでランチ前の無駄な間食が減ります。
しかも、良質の脂質には健康上のメリットがたくさんあります。
肌や髪、爪や骨、心臓にいいばかりか、即効性のエネルギーにもなるので、朝食にもぴったり!
パワーアップのもと:必須脂肪酸、脂溶性ビタミン、体のエネルギー源になります。
しかし、脂質には熱効率がよく体に貯めやすいというデメリットもあります。
脂質は効率が良い
脂質は、炭水化物やたんぱく質よりも1gあたり2倍以上のエネルギーを持つことから、
人はエネルギー蓄積物として優先的に脂質を蓄積すると考えられています。
なのでダイエットの敵とみなされているんですね。
「健康維持=ダイエット=低脂肪」 というような、
間違いではないけれど、偏った見方や認識を持ってしまうヒトが増えているように思います。
脂質には種類があり良質の脂質を少量取ることが大事です。
見てゆきましょう。
脂質の種類
脂質は、構成成分の「脂肪酸」の違いによって、大きく分けて2種類があります。
ひとつは「飽和脂肪酸」といい、動物性脂肪に多く、血液中の中性脂肪やコレステロールを
増加させるので、摂りすぎに注意が必要です。
もうひとつは「不飽和脂肪酸」です。植物油や魚油に多く含まれていて、血液中の中性脂肪や
コレステロールを低下させる働きがあります。
そして、この「不飽和脂肪酸」には、「必須脂肪酸」という絶対必要な脂質があり、体内でつくれないので食べ物から摂らなければなりません。
脂質は、肥満や生活習慣病の原因となるため、敬遠されがちですが、
脂質の摂取量が不足すると、エネルギーが不足して疲れやすくなったり、
体の抵抗力が低下したり、ビタミンA・D・E・Kが吸収されにくくなり、ビタミン欠乏になるリスクもあります。
また、「必須脂肪酸」の不足で起こる症状では、皮膚症状、頭痛、疲れやすさ、
体力不足、頭の働きの変調、すぐに炎症や出血が起き関節がむくむこと、
不妊、流産、腎臓のトラブルなどが知られています。
食事で脂質を摂るときに気を付けること
・バランスの良い食事を心がけ、食後の運動と適正体重を維持する。
・オメガ3脂肪酸の摂取を心がける。
・ゆっくりとよく噛んで食べ
・糖質や脂質の代謝に役立つビタミンB群を摂る。
・脂質の燃焼を促す酸味のある果物や酢の物を摂る。
・食物繊維を摂って血糖の急速な上昇を防ぐ。
「脂質」がカラダに悪い影響を与えるのは、偏った食事による不健康な脂質)の摂りすぎや、
日ごろからの「運動不足」が原因です。
脂質は、摂取「量」もさることながら、健康に良い脂質(不飽和脂肪酸)を取るように食事コントロールしましょう。
健康なカラダ作りには、健康な食事が基盤となります。
だから、食を学んでキレイと健康を一生自分のものにしましょう。
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